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Microduckは日本で買える?価格・予約・届く時期と自分で作る方法

Pollen Robotics の Microduck を日本から予約する方法、399ドル(税・送料別)の総額の考え方、届く時期、技適の注意点を公式情報で整理。完成品を待たずに作りたい人向けに、Microduck をもとにした XGO-Duck の部品キットと3Dプリントも紹介します。

開成で組み立てた XGO-Duck を横から見たところ。白い3Dプリントの頭・胴体・脚と黒いサーボ

情報確認日:2026年10月31日。価格や届く時期は変わることがあるため、購入前に公式ストアで確認してください。

結論:Microduck は公式ストアから日本でも予約できます。本体は399ドル(税・送料別)のドル建てです。商品ページは「現在の予約は2027年4月以降の出荷」としています。技適の記載は公式ページで確認できませんでした。待たずに組み立てから始めるなら、Microduck をもとにした XGO-Duck という選択肢があります。

開成ロボットラボ(株式会社開成)は Pollen Robotics の代理店ではなく、Microduck の販売・サポートは行っていません。内容は公式ストアと公式サイトの公開情報によります。

Microduck とは

Microduck は、フランスの Pollen Robotics(Hugging Face のグループ会社)が開発したアヒル型の二足歩行ロボットです。公式ストアの主な仕様は次のとおりです。

  • 高さ25 cm、重さ780 g、モーター15個
  • 歩く・しゃがむ・くちばしで物をつかむ・転んでも起き上がる
  • 広角カメラ、8×8 の ToF センサー、IMU 2個、マイク、スピーカー、NFC
  • RK3566 と AI アクセラレーター、メモリ1GB・ストレージ32GB、Wi-Fi・Bluetooth
  • 交換式バッテリー(使用時間の目安は約1時間)、ゲームパッド付き

ソフトウェア(SDK、シミュレーター、強化学習の学習環境)は Apache-2.0 で GitHub に公開されています。ストアの販売条件では、ロボットは組み立て済みで届き、16歳以上向けの開発・実験用プラットフォームとされています。

日本から Microduck を予約・購入する方法

公式ストアだけを使う

購入先は公式ストア(store.pollen-robotics.com)です。商品ページは、発売時の対象地域に米国・カナダ・EU・英国・ノルウェー・スイス・日本・韓国を挙げています。検索結果には公式ストア以外のよく似た名前のサイトが出ることもあるので、注文の前にドメインを確かめてください。

注文の流れ

  1. Microduck のページで色を選ぶ(Cream・Graphite・Lavender・Sky の4色)。
  2. 必要なら追加パックを選ぶ。
  3. チェックアウトで配送先を日本にして、送料と税の表示を確かめてから支払う。

追加パックは3種類です(公式サイトの説明)。

  • Dev Pack:予備のモーター3個、ケーブル5本、バッテリー2個、充電器、NFC タグ10枚、Hugging Face のクレジット、工具とねじ
  • Charger Pack:充電器とバッテリー2個
  • Accessory Pack:ローラー2個、レーザーポインター、電子ペーパーの NFC Polaroid、NFC タグ10枚、ボール

ストアの案内と注文の問い合わせ先(sales@pollen-robotics.com)は英語です。

Microduck の価格と、日本で届くまでの総額

本体と追加パックの価格(公式表記)

商品 米ドル ユーロ 円換算の目安
Microduck 本体 $399 €340 約62,700円
Dev Pack $119 €99.99 約18,700円
Charger Pack $39 €33 約6,100円
Accessory Pack $39 €33 約6,100円
  • 日本から見ると価格はドル表示で、チェックアウトで表示された通貨で請求されます。ユーロは EU 向けの表示価格です。どちらも予約価格で、税と送料は別です。
  • 円換算は、欧州中央銀行の参考レート(2026年10月30日、1ドル=約157.25円)による目安です。実際の支払額は、カード会社の換算レートと手数料で変わります。

送料・輸入消費税・関税

公式の配送ポリシー(2026年10月29日更新)では、日本のような EU 以外の地域へはフランスの倉庫から発送し、届いた国で通関します(北米向けは米国の倉庫から)。輸入時の消費税や関税は、チェックアウトで支払う場合と、受け取るときに配送業者へ支払う場合があります。製品の原産国は中国と書かれています。

送料はチェックアウトで表示されます。日本向けの送料と税の金額は公式ページで確認できなかったため、ここには書いていません。

いつ届く?予約から到着までの目安

公式の表記が2つあり、内容が違います(どちらも2026年10月31日に確認)。

  • 商品ページ:現在の予約は2027年4月以降の出荷になる見込みで、先に注文した人から順に出荷。
  • 配送ポリシー:Microduck は予約制で、最初の配送は2026年のクリスマス前が目標。

出荷後の配達は、配送ポリシーでは通常3〜8営業日です。これから予約する場合は、商品ページの「2027年4月以降」を前提にしておくと安心です。

日本で使う前に確認したいこと:技適・年齢・サポート

  • 技適:Microduck は Wi-Fi と Bluetooth を内蔵しています。日本で電波を出す機器には、技術基準適合証明(技適)などが関係します。公式ストアと公式サイトでは、技適についての記載を確認できませんでした。購入前に Pollen Robotics に確認してください。この記事では、日本で使えるかどうかの判断はしていません。
  • 年齢:販売条件では16歳以上を推奨しています。
  • サポート:ストアの案内は英語です。開成は Microduck のサポートを行っていません。

完成品を待たずに作る:Microduck をもとにした XGO-Duck

XGO-Duck は、Luwu Dynamics が Microduck と microduck_rl をもとに開発したアヒル型の二足歩行ロボットで、Pollen Robotics の製品ではありません。3Dプリントの機体に、Feetech HD-1910 シリアルサーボ15個、Arduino UNO Q、IMU を載せた拡張ボードを組み合わせ、強化学習で学習した歩行ポリシーで歩きます。開成では実際に1台組み立てました(組み立て記録)。

開成で組み立てた XGO-Duck を手に持ったところ
開成で組み立てた XGO-Duck。

比較表:Microduck 完成品と XGO-Duck 自作

Microduck XGO-Duck
形 組み立て済みの完成品 電子部品キット+3Dプリントの機体
手に入る時期 公式ストアで予約。商品ページでは2027年4月以降の出荷 キットは入荷のお知らせを受付中。入荷予定は約15日後
組み立て 不要 必要(日本語の手順動画あり)
3Dプリント部品 なし PLA と TPU。自分で印刷するか、STL を送って開成に依頼
センサーなど カメラ、ToF、IMU 2個、マイク、スピーカー、NFC IMU(拡張ボード)。音声・カメラ・ToF のモジュールは近日登場予定
制御ボード RK3566+AI アクセラレーター Arduino UNO Q
日本語の情報 公式の案内は英語 開成が日本語の手順を公開、問い合わせも日本語

総額の比べ方

項目 Microduck(完成品を予約) XGO-Duck(自分で組み立て)
本体・キット $399(約62,700円の目安) 電子部品キット89,800円(税込)
機体の部品 不要(組み立て済み) 開成で印刷(STL はご自身で用意):参考約4,700〜7,400円(神田受取)。自分で印刷:PLA 約218〜274 g、TPU 約24〜31 g
送料 チェックアウトで表示 郵送550円、神田受取0円
税 別。輸入時に消費税・関税がかかる場合あり 込み
予備・充電 Dev Pack $119、Charger Pack $39 など 充電器付き。予備サーボは HD-1910(1個3,500円、5個から)

本体の価格だけなら、Microduck の予約価格のほうが安くなります。XGO-Duck の違いは、組み立てを自分で行う代わりに海外の予約の順番を待たずに始められることと、部品を交換しながら仕組みを学べることです。

向いている人

  • Microduck:完成品ですぐ遊びたい、カメラや音声も使いたい、届くまで待てる人。
  • XGO-Duck:組み立てから学びたい、サーボの設定や強化学習の歩行ポリシーを手元で試したい、壊れた部品を自分で印刷して直したい人。

XGO-Duck を日本でそろえる手順

  1. 電子部品キット:XGO-Duck 電子部品キット(89,800円・税込、日本仕様の充電器付き)。入荷のお知らせを受付中で、入荷予定は約15日後です。オンラインのカード決済は準備中です。
  2. 3Dプリント部品:キットには含まれません。自分で印刷するか、STL をダウンロードして送り、開成の3Dプリント部品の見積もりを依頼できます。STL は xgoduck_hardware の structure フォルダにあり、リポジトリ全体の ZIPでまとめてダウンロードすることもできます。全部品の参考額と材料の量は「XGO-Duck の部品と3Dプリント費用の目安」にあります。
  3. サーボの ID 設定:サーボの ID 設定を見ながら、1つずつ ID を書き込みます。
  4. 組み立て:組み立て手順動画(全5章)で進めます。
  5. 動かす:校正して立たせたら、iPhone アプリから操作できます。

歩行ポリシーの学習を試したい方は強化学習サポートもご覧ください。キットは秋葉原駅から徒歩10分以内の神田で受け取れます。

印刷部品とライセンス

XGO-Duck の機体の STL は、Luwu Dynamics の xgoduck_hardware で公開されています。2026年10月31日時点でライセンスファイルはなく、LICENSING.md には「個人・教育目的の複製は認め、商用利用は別途許可が必要」という方針が書かれています。

開成は Luwu Dynamics に確認したうえで、XGO-Duck の印刷部品の3Dプリントを受け付けています。STL は開成からはお渡ししていないので、structure フォルダからご自身でダウンロードしてお送りください。ご自身で印刷する場合は、個人利用の範囲で使ってください。印刷したものを配布・販売したい場合は、Luwu Dynamics(hello@xgorobot.com)に確認してください。

よくある質問

Microduck は日本から注文できますか?

できます。公式ストアの商品ページは、発売時の対象地域に日本を挙げています(2026年10月31日確認)。日本からはドル建ての予約注文で、注文先は公式ストア(store.pollen-robotics.com)です。

Microduck の本体価格と総額はいくらですか?

本体は399ドル(税・送料別)で、2026年10月30日の参考レートで約62,700円です。日本向けの送料と輸入時の税は公式ページで確認できなかったため、総額はチェックアウトで確かめてください。

Microduck はいつ届きますか?

商品ページは「現在の予約は2027年4月以降の出荷」、配送ポリシーは「最初の配送は2026年のクリスマス前が目標」としています(2026年10月31日確認)。これから予約するなら、2027年4月以降を前提にしてください。

Microduck に技適マークはありますか?

公式ストアと公式サイトでは、技適についての記載を確認できませんでした。Wi-Fi と Bluetooth を内蔵しているので、日本で使う前に Pollen Robotics に確認してください。

Microduck と XGO-Duck の違いは何ですか?

Microduck は Pollen Robotics の組み立て済みの完成品です。XGO-Duck は Microduck をもとに Luwu Dynamics が開発したロボットで、電子部品キット(89,800円・税込)と3Dプリント部品を自分で組み立てます。

XGO-Duck の3Dプリント部品はどうすればいいですか?

自分で印刷するか、xgoduck_hardware の structure フォルダから STL をご自身でダウンロードして、開成の3Dプリントに送ってください(胴体・脚・首・頭は PLA、足裏と口まわりは TPU)。開成は設計元の Luwu Dynamics に確認したうえで印刷を受け付けていて、全部品の参考額は約4,700〜7,400円(神田受取)です。

東京で受け取れますか?

XGO-Duck のキットと部品は、東京・神田(秋葉原駅から徒歩10分以内)で受け取れます。郵送は送料550円です。Microduck は公式ストアから海外発送です。

開成は Pollen Robotics の代理店ですか?

いいえ。開成ロボットラボ(株式会社開成)は Pollen Robotics、Hugging Face とは関係がなく、Microduck の販売・予約の代行・サポートは行っていません。

参考にした公式情報